作業療法とは?
このページでは、『作業療法』について紹介いたします。

『作業療法』とは?
  

 障害をもつ人々が、住みなれた地域で、いきいきと豊かに生活することを援助する、医療・保健・福祉・教育の総合的な支援体系を「リハビリテーション-Rehabilitation-」といいます。その一翼を担うのが「作業療法-Occupational Therapy-」です。「作業療法士-Occupational Therapist-」は、リハビリテーションを推進するチームの一員です。

 作業療法とは、身体または精神に障害のある者に対し、主としてその応用動作能力、または社会適応能力の回復を図るため、手芸・工芸その他の作業を行わせることをいう。
(理学療法士及び作業療法士法 法律第137号、昭和40年6月29日)

 作業療法とは、身体または精神に障害のある者、またはそれが予測される者に対してその主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動を用いて行う治療、訓練、指導および援助をいう。
(社団法人日本作業療法士協会・定義)


作業療法における『作業』とは?

 作業療法では、「仕事-Work-」「日常生活の諸動作・家事仕事-Daily living tasks-」「遊び-Play-」など、人の生活全般にかかわる諸活動を「作業-Occupation-」とよんでいます。これらの作業に含まれる多くの諸動作を使って、生活能力の向上を図るために、治療・援助・指導するのが作業療法です。


作業療法の対象者は?

・ 身体に障害をもつ人(身体障害):
 脳卒中、神経変性疾患、リウマチ、脊髄損傷、末梢神経損傷、手足の切断、骨折・外傷、心臓疾患、加齢による身体機能低下など
・ 心に障害をもつ人(精神障害):
 精神分裂病、そううつ病、アルコール依存症、薬物依存症、摂食障害、痴呆症など
・ 発達期に障害をうけた子どもたち(発達障害):
 脳性麻痺、先天異常、精神発達遅滞、筋ジストロフィー、学習障害、自閉症など

作業療法は、子どもからお年寄りまで、以上のような疾患からおこる身体・心・生活の障害をもつすべての人にかかわります。


作業療法士はコレができます!

 身体・心・生活を適切に分析できるため、
・対象者にもっとも適した生活動作能力の指導ができます。
・対象者にもっとも適した環境の整備(福祉用具の選択・提供、住宅改造など)ができます。



                             参考:社団法人日本作業療法士協会「作業療法ガイド」